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サイザル麻 について

サイザル麻ってなんだ?

サイザル麻とは、キジカクシ科リュウゼツラン属の植物から取れる繊維のことです。
麻の一種ではありませんが、ロープやカーペットなどに使われることが多いです。 サイザル麻はメキシコのユカタン半島が原産地で、サイザル港から輸出されていたことからこの名前がつきました。
サイザル麻には以下のような特徴があります。

・ 強靭性がある
・ 感触が良い
・ 調湿性がある
・ 防臭性に優れている
・ 防音効果がある
・ 断熱性がある

一方で、以下のようなデメリットもあります。

・ 伸縮や品質にばらつきがある場合がある
・ カビが生えてしまう場合がある
・ シミになってしまう場合がある
・ 色あせする場合がある

サイザル麻は床材としても人気で、さまざまな色や柄のサイザルカーペットやサイザルタイルが販売されています。ナチュラルテイストや北欧テイストなどのインテリアに合わせやすく、快適な空間を作り出すことができます。サイザル麻の床材を施工する際には、水分や日光に注意しながら丁寧に取り扱う必要があります。

サイザルバッグ について

サイザルバッグは、ケニアの女性たちが手作りしているカラフルで丈夫なかごバッグです。
サイザルバッグは、以下のような工程で作られています。

まず、サイザルの葉を水に浸してふやかし、棒で擦って繊維を取り出します。この繊維を紡いで糸にします。
次に、糸を化学染料で染めます。色は様々な種類がありますが、ケニアの土染めも使われます。
染めた糸を使って、かごバッグを編みます。
底から始めて、丁寧に細かい織り目で形を作っていきます。
最後に、牛革で持ち手をつけたり、ブランドロゴをつけたりします。
牛革は丈夫で重い荷物にも耐えられます。
この技術は母から娘に受け継がれています。
以上が、サイザルバッグが作れるまでの工程です。サイザルバッグは、自然素材と職人技が合わさった素敵なバッグで、今では世界中の女性に、その丈夫さとデザインを認めて愛用されています。