バラモン教の頃に、宇宙の根本原理が擬人化され作られたのが、ブラフマー神。
つまり、ヒンドゥー教の基礎をつくったバラモン教の根本はこのブラフマー神と言うこと。
その頃では、ブラフマー神の命を受けて、ヴィシュヌ神やシヴァ神が悪魔退治に行く事になっていた程最高の神様でした。
しかし時代が進むにつれて、ヴィシュヌ神やシヴァ神の勢力が大きくなり立場が逆転して、ブラフマー神はヴィシュヌ神のから生まれたとかシヴァ神がブラフマー神の首を切ったとかのお話になって行きます。
ブラフマー神は一般的に、四面四臂の姿で手にはヴェーダの聖典・水壺・数珠・弓などを持っています。
仏教では梵天として知られており、護法神の代表格とされています。