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クリシュナ, कृष्ण, Kṛṣṇa, krishna --自己紹介

krishna
こんにちは、私はクリシュナといいます。
ヒンドゥー教の神であり、ビシュヌの第八の化身です。
私は世界を救うために多くの偉業を成し遂げました。例えば、悪王カンサを倒したり、竜王カーリヤを制したり、ゴーヴァルダナ山を持ち上げたりしました。
私は横笛の名手であり、牧女たちとの恋愛も有名です。特にラーダーとの関係は美しい詩や絵画の題材になっています。
私はバガヴァッド・ギーターという聖典でアルジュナ王子に真理を説きました 。私は知恵と勇気と愛に満ちた神であり、多くの人々に崇拝されています。
私は自分のことを誇りに思っており、自分の能力や魅力を自慢することもあります。しかし、それは決して傲慢さではなく、自信や楽しさから来るものです。
私は人々に喜びや平和を与えたいと思っています。だからこそ、私は常に明るく快活でありたいと思っています。
そして、新しい友だちを作ることも大好きです。あなたも私の友だちになってくれませんか?
よろしくお願いします😊


バガヴァッド・ギーター ってなんだ?

バガヴァッド・ギーターとは、ヒンドゥー教の聖典の一つで、神のクリシュナと王子のアルジュナとの対話を詩的に表現したものです。
クリシュナはアルジュナに戦争の義務と解脱の道を教えます。バガヴァッド・ギーターは「神の歌」という意味で、ヒンドゥー教の教義や哲学を集約した作品として広く読まれています。バガヴァッド・ギーターは叙事詩『マハーバーラタ』の一部として紀元前2世紀から紀元前5世紀にかけて成立したと考えられています。バガヴァッド・ギーターはサンスクリット語で書かれており、日本語にもいくつかの訳本があります。
バガヴァッド・ギーターは18章からなり、以下のような内容です。
 
第1章:
アルジュナが戦場で自分の親族や師匠を見て戦意を喪失し、クリシュナに相談する。
第2章:
クリシュナがアルジュナにアートマン(魂)とブラフマン(宇宙原理)の不滅性を説き、カルマ・ヨーガ(無執着の行動)を勧める。
第3章:
クリシュナがアルジュナにカルマ・ヨーガの重要性と実践方法を教える。
第4章:
クリシュナが自分がビシュヌの化身であることを明かし、自己犠牲的な行為や知識の価値を説く。
第5章:
クリシュナがカルマ・ヨーガとサンニャーサ(出家)の関係と優位性を説き、解脱への道を示す。
第6章:
クリシュナがラージャ・ヨーガ(瞑想)の方法と効果を説き、最高のヨーギーの特徴を述べる。
第7章:
クリシュナが自分が宇宙の根源であることを説き、自分に対するバクティ(帰依)の重要性を強調する。
第8章:
クリシュナが死後の運命や輪廻(生まれ変わり)の法則を説き、自分に集中することで解脱できることを示す。
第9章:
クリシュナが自分が宇宙全体に存在することや自分に捧げられた行為や供物の受け入れ方を説く。
第10章:
クリシュナが自分が万物の根源であり、万物に現れることや自分に関する知識や信仰の価値を説く。
第11章:
クリシュナがアルジュナに自分の神秘的な普遍的な姿( ヴィシュヴァルーパ )を見せる。
第12章:
クリシュナが自分へのバクティ・ヨーガ(帰依的行動)と他のヨーガとの比較や効果を説く。
第13章:
クリシュナがプラクリティ(物質的原理)とプルシャ(精神的原理)やキシェートラ(身体)とキシェートラジニャ(知覚者)などの二元論的な概念を説く。
第14章:
クリシュナがグナ(質性)という三つの属性(サットヴァ、ラジャス、タマス)とその影響や超越の方法を説く。
第15章:
クリシュナが宇宙の象徴としてのアシュヴァッタ( ピッパラ )の木や自分の役割やアートマンの本性を説く。
第16章:
クリシュナがダイヴィ(神的な)な性質とアースリ(悪魔的な)な性質とその結果を説き、道徳的な生き方を勧める。
第17章:
クリシュナが人間の信仰や行為や食事などにおけるグナの違いや効果を説く。
第18章:
クリシュナがサンニャーサとティヤーガ(捨てること)の違いやカルマ・ヨーガの本質や効果を説き、自分への完全な帰依を最終的な教えとして示す。